手ぶらの素晴らしさを演説「ジェバンニ=オノ」

 かの寺山修司はこう言った…『書を捨てよ、町へ出よう』と。ゲーテ作『ファウスト』でも、外の世界ではなく、書斎の中で世界の真理を発見しようとするファウストに対し、悪魔メフィストフェレスがこれと同じようなことを言っている。

  地球上で弱い存在の人類が発展した鍵は、「好奇心」と、そして「得られた食糧を手に持って運ぶこと」にある。私たち人類はこのように、好奇心によって自分が得たものを大切に持ち運び、そして貯蔵しようとする傾向にある。

 しかし近年は、いささかその貯蔵癖が過ぎると感じる。現代の私たちは逆に、何でもかんでも貯蔵できるという安心感に甘えて、自分の生きるこの世界を五感で味わう野性的な喜びを忘れているのではないか。生きる目的、これすなわち貯蔵と履き違えてはいないだろうか。現代においては、貯蔵こそが私たちの眼を曇らせ、その脚に鉄の輪を嵌めるような機能を持っているのかもしれない。寺山もゲーテも、このような内容のことが言いたかったのだろうかと推測する。

 しかし、私は彼らに代わって敢えて言いたい。2018年、捨てるのは「書」ではない。「鞄」である、と! 何故なら現代人にファウストのようなタイプは少ないからだ。ではどんなタイプが増えたか? それは何でもかんでも「ひとまず」鞄に貯蔵しておく「冷蔵庫タイプの人間」である!!

 今、問いたい! 自由に、休日にまで鞄は必要か?と! 鞄鞄鞄鞄鞄鞄鞄鞄!!! この重いだけのクソ忌々しい貯蔵庫を手放すだけで、どれほど身軽になれることか!!!!

 今期のフェスボルタ、寺山修司に代わって私は言いたい!!

    『休日は
            鞄を捨てて
               出掛けよう』


…以上、「ジェバンニ・オノ」さんの意気込みでした。本番の演説をお楽しみに。

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